手首の痛みについて｜川西市・猪名川の白金鍼灸整骨院・整体院

手の重要な機能はつまみ動作と握ることです。でもそれだけではありません。鋭敏な感覚による繊細な作業や、触ることで物体を立体的に認識する立体認知機能もあります。

手のひらには19の骨と関節、29の筋肉によって構成され、一つのユニットとして前腕と手の間で自由に動いています。この構造物は素晴らしい精巧さをもって手工芸や芸術を通して感情を表現し、無限の力と正確さを要求される非常に複雑な技巧を行う高度に特殊な器具として機能しています。

以下は代表的な手首の痛みです。

①　捻挫　手を突いたり、捻じったりすることで靭帯を損傷します。

②　ド・ケルバン腱鞘炎　手首の親指側のスジが腫れます。親指をそらすと痛みます。

③　キーンベック病　月状骨という手首の真ん中にある骨が潰れてしまう病気です。手首を酷使する男性に多く見られます。腫れや握力低下がみられます。

④　TFCC損傷（三角繊維軟骨複合体損傷）　手首の小指側が痛んだり引っかかったりします。

⑤　RSD（反射性交感神経性ジストロフィー）　原因は不明ですが骨折や微小な外傷が起因となります。腫脹・熱感・発汗過多や知覚過敏、皮膚温や色調の変化が見られます。

⑥　骨折　転んで手を突いたときに多く見られます。変形と腫脹が著名です。橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ）や舟状骨骨折（しゅうじょうこつこっせつ）があります。腫れがひどくなくてもバットスイング時のインパクト及びフォロースルーにて疼痛がある場合は有鉤骨骨折（ゆうこうこつこっせつ）を疑います。

⑦　手根管症候群　指の痺れと感覚低下があります。夜間就寝時や早朝に特に痺れが強く出ます。親指と人差し指でOKサインが出来ず、いびつになります。

「痛みがどこにあるか」「痛みがいつ出るか」など問診をしっかりさせていただきます。スポーツ歴や職歴も医療推論（症状から考えうるすべての疾患を考察）する上で大事な情報です。

①　外傷性によるものには骨折、神経損傷、腱・靭帯損傷の有無を確認します。

②　感覚障害や痺れを認める場合は神経麻痺を疑いますが、感覚障害を伴わない運動麻痺があります。腱損傷との鑑別が必要です。

③　整形外科学検査などの徒手検査や関節可動域、筋力を検査することで損傷部位の同定、ケガの程度を確認することで予後予測（どれくらいで治癒するか）と治療計画を提案します。

④　原因と結果を検証し、再発予防のために患部だけでなく手首がケガをした原因が他に存在しないか腕や肩のアライメント（姿勢）　柔軟性　可動域　体幹の支持性に問題がないかを検査・治療します。

目や皮膚と同じように、手は環境を認知するための重要な感覚器官として機能します。

その桁外れな生体工学的複雑さゆえに、手首の疾患や外傷は日常生活を劇的に低下させます。それは手首だけでなく、肘や肩の機能的重要性を障害させます。

でも大丈夫ですよ！

白金鍼灸整骨院には一人あたり月間500人以上の症例数を治療している経験豊かなスタッフが多数在籍しています。また整形外科に十数年勤務経験のあるスタッフもいるので、整骨院と整形外科のいいとこどりの治療をご提案できます。

指先の痺れを放置すると、いずれ筋力低下により物が握れなくなります。痺れがない場合でも筋力低下をもたらし手首を反らすことができなくなる神経障害もあります（前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺）。

舟状骨骨折などは若年者に多く見られ、手根骨の骨折の80％以上を占める骨折です。受傷機転としては、ほとんどが転倒により手を突いて引き起こされます。比較的痛みが強くないことから長期間放置されるケースもあり、偽関節（ぎかんせつ：骨がくっつかなくなる）となると変形性手関節症となり物を持つたびに痛みと腫れに悩まされます。

このように、当院では、手首の痛みを根本から改善する治療を行っております。

どこに行っても治らなかったという手首の痛みでお悩みの方は、猪名川、川西市の白金鍼灸整骨院までご相談下さい。